岡山市から長船へ。移ってから知ったのは、10人に満たないクラスを先生1〜2人で見る学校でした。Cさん(30代・2児の母)に、その教育のことを聞きました。
もともと岡山市に住んでいました。長船に家を建てることになり、こちらへ移ってきました。
家づくりでお世話になった担当の方が、とても良かったんです。グイグイ来ないというか、話を聞いて「じゃあこういう形もありますよね」と柔らかく提案してくださって。「いろんなところがありますから、無理にうちに決めなくていいですよ」とも言われて。押し売り感がなくて、いい方だなという印象でした。
――長船駅から岡山駅まで、電車で28分。Cさんのように岡山市から移っても、生活圏は大きく変わりません。
実は、家を決めるときに学校のことは意識していませんでした。それが今、いちばん良かったと思っているところです。
私の実家の近くの小学校は全校で1,200人くらいいて、クラスもぎゅうぎゅうなんですけど、今住んでいるところは10人に満たないクラスに、先生が1人ないし2人ついてくださるんです。
じっくり見てくださるので、些細なことにも気づいてくださる。「ここが本当に苦手ですね」というところまで分かる。それはありがたいなと思います。
幼稚園も1クラス10人くらいの規模だったので、本当にみんなでのんびり、のびのびしていました。
――一人ひとりに手が届く環境は、結果にも表れています。2025年度の全国学力・学習状況調査で、瀬戸内市の中学3年生は岡山県内1位。公立の幼稚園・保育園・こども園ではALTによる英語教育を就学前から行っており、その積み重ねが効いています。
図書館によく行きます。月に何回か。涼しくて、雨が降っても大丈夫で、ゆっくり時間を過ごせる。授乳室があるのでおむつ替えもできて、下の子を連れて行きやすいんです。
――市民図書館「もみわ広場」は、Library of the Year 2017で大賞とオーディエンス賞を同時に受けた図書館です。邑久駅から歩いて行ける場所にあり、学校帰りの子どもたちも多く集まります。
制度でいうと、下の0歳の子が保育園に入れそうなので、第2子の保育料無料の恩恵にあずかります。給食費も無料ですし、育児用品のチケットも使っています。
一番にお伝えしたいのは、学校のことです。人数が少ないと聞くと、最初は不安になるかもしれません。私もそうでした。
でも住んでみると、それは一人ひとりに手が届くということでした。大きな学校では気づかれずに過ぎていく「ここが苦手」を、先生が拾ってくださる。うちはそこが一番良かったところです。
お子さんの学校のことで迷っている方には、ぜひ一度、見に来てほしいと思います。
長船駅から岡山駅まで電車で28分。市内の小学校は9校あり、邑久小学校以外は小規模で、1学年10人前後の学年もあります。2025年度の全国学力・学習状況調査では、市の中学3年生が岡山県内1位でした。公立の幼稚園・保育園・こども園では、ALTによる英語教育を就学前から行っています。
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